MENU
ハイトモニカ
刺繍が大好きです。
超初心者さん・不器用でも大丈夫!一緒にちくちくしましょう。

刺繍糸の色を美しく組み合わせるコツ【画像付で解説】

刺繍糸の色組み合わせるコツ

刺繍の魅力は、その色!例えば、刺繍糸の定番メーカーDMCは500色以上の刺繍糸があります。どれも綺麗な色なのですが…

うさぎ

たくさんありすぎて選べない…

くまのみ

相性のいい色の組み合わせって…?

実際自分で色を組み合わせる場合、種類が多すぎて迷ってしまう人も多いのでは?ということで、今回は私が使っているおすすめのコツをひとつ紹介します。

もちろん、感覚で決めるのも楽しいし、私自身も他の決め方にする時もありますが、知ってて損はないはず!ぜひ組み合わせアイディアの一つとして、引き出しに入れてもらいたいです。

この記事を読むと分かること

この記事で紹介しているルールを使うと、バランスのとれた色の組み合わせが誰でも作れます。

こんな感じの組み合わせができます!

うさぎ

初心者にもわかりやすく、順を追って頼む!

もにか

OK!記事の後半には、色の組み合わせを考えるときに使えるおすすめの道具やツールも紹介してるよ。合わせてみてね!

このサイトは

ハイトモニカが運営しています(プロフィールはこちら

  • 初心者向けに刺繍の始め方を紹介
  • アクセサリーへの仕立て方・裏処理
  • 図案の配布、キット販売などの情報

普段はInstagramをメインで活動しています!遊びに来てください

広告
目次

【解説】刺繍色の組み合わせを考えてみよう

さっそく結論。この順番で組み合わせて行きます!

  • 布の色
  • メインの色
  • 一番薄い色
  • 一番濃い色
  • 濃いめ中間の色
  • 薄め中間の色
  • アクセントのビーズ

このデザインをサンプルに解説していくよ

STEP

布の色

まずは布の色。イラストでいうと背景色になります。面が一番広く、全体の雰囲気を左右します。土台なので最初に決めましょう!

STEP

メインの色

次はメインの色です。私はカラフルな雰囲気が好きなので、ぱきっとしている色を選ぶのが好きです。もちろん、ニュアンスカラーでまとめてもOK。メインの色は、面積が多い部分に使うようにするとバランスがとりやすいです。

STEP

一番薄い色

メインを決めたら次に、一番薄い色を決めます。真っ白を使ってもいいですが、背景の色に合わせて、「白」のニュアンスを変えると、ぐぐっとおしゃれになります。

見本のデザインの場合、上はピンク味がある白、下は青味がかった白を使っています。

STEP

一番濃い色

さらに次は、一番濃い色を決めましょう。DMCの場合は黒=310ですが、310は真っ黒なので、ニュアンスが欲しい場合は使わず、濃いめのグレーだと優しい印象になります。私はこの濃い色を、09(濃いめの紫)を使うのがお気に入りです。ここまでで、土台の色が決まりました。

STEP

濃いめ中間の色

あとは、前のステップで決めた薄い色と濃い色の間を埋めるような感じで、中間の色で調和させていきます。この説明では、中間の色は2色にしていますが、なくてもよいし、3色に増やすのもありかと。

今回のモチーフでは、植物の葉っぱや枝に適用したかったので、茶色・緑色を使っています。迷ったら、これまでに決めた色の明度ちがいだと違和感がなくなるのでおすすめ。もしくは、背景色に合わせたグレーでも。

STEP

薄め中間の色

おまけ的な色です。迷ったらグレーを使う率が高い。目立たない色にします。

STEP

アクセントを入れて完成!

最後にアクセントを入れます。アクセントカラーが占める割合は、全体の1割くらい。見本では、ビーズを想定していますが、もちろん糸でもOK。

まとめると

まずは一番面積の広い布の色を決めます。一番影響度が大きいので一番最初に決めるよ。

次に、メインのカラー→一番薄い色・濃い色を決めます。ここで、色の幅が決まります。

最後に、中間の色で調整。

おまけで、アクセントを入れます。

どうでしょうか?複数の色を合わせる場合、どこから選んだらいいのか迷うこともあるかと思いますが、そんなときは今回紹介した順番でぜひセレクトしてみてください。

うさぎ

なるほど、参考になった。色を増やしたり、減らしたりしたいときは?

もにか

他のデザインでも解説します!

応用
メインと薄い色を一緒にして、色数を減らす
メインと、濃い色or薄い色を一緒にすると、分かりやすい
応用
中間の色を減らす
中間の色はバランサーなので、あってもなくても、色を減らしてもOK
応用
色数を増やすときは、中間の色を増やすのがおすすめ
複雑な図案・色数が多くても大丈夫!中間の色を増やしていくと、全体のバランスとれます

お役立ちの道具やツール紹介

刺繍糸の色を組み合わせる時に、知っていると便利な道具やサイトを紹介します!

刺繍糸の見本

今回は、イラストで解説しましたが、実際に刺繍糸を選んでいく際は、実物の布と糸をあれこれあわせて検討します。そんなとき、あると重宝するのがこれ!

実物の糸が貼り付けられている見本帖です。

うさぎ

どういう時に使う?

もにか

新しく色の組み合わせを考える時。手持ちの糸以外の色も使いたい!となったときに、確認するのに重宝してるよ!

WEBサイトでもあるにはあるのですが、刺繍糸の色合いはとっても繊細な世界。

モニターごしの色、もしくは紙に印刷された色と、実物の刺繍糸の色はかなり違います。かといって、毎回お店で確認するのも大変だし、全種類手元に用意するのも現実的ではないし…。

1冊目の本を出版することになったとき、DMCさんからプレゼントしてもらいました。当時はアクセサリーをメインで作っており、扱う糸の種類も限られていたため出番がなかったのですが、ここ数年、絵を描くような図案刺繍を扱うようになってきてから、かなり出番が増えました。オリジナルの図案・色の組み合わせに挑戦してみたい!という人にはおすすめ。

もにか

難点はちょっと高いこと…(6000円前後)

色の組み合わせアイディアが湧いてくる本

もはや定番(?)なのでご存知の方も多いかもですが、私も大好きな本!刺繍に限った話ではないですが、「組み合わせ」のアイディアを考える時にぱらぱらめくると、参考になります。

(無料)さくっと綺麗な色の組み合わせをおすすめしてくれるサイト

こんな感じの素敵な4色の組み合わせがずらっと並んでいます。ナチュラルな色の組み合わせが多く、好みなのでぱらぱら~っと見ているだけでも楽しいです。

【まとめ】お気に入りの色をみつけて刺繍を楽しもう!

刺繍糸の魅力はその色数!でも、多すぎて迷ってしまうときは、ぜひ今回紹介したルールを思い出してみてください!

広告
お願い

Instagamでシェア大歓迎!

当サイトで配布している図案を使って作品を作ってくれたら、ぜひInstagramで教えてください。
メンション@haitmonica、もしくはタグ「#ハイトモニカ図案」をつけてもらえると。

もにか

今後、たまってきたらどこかでみんなの作品も紹介したいなと考えています!ぜひ~!

リンク切れなど不具合があったら教えてほしい

当サイトですが、私がひとりで作成しているため、リンク切れなど起きている可能性があります。PDFのダウンロードができない、別のページへ飛んでしまうなど。不具合を発見したら下記の連絡先までお手数ですが、こっそり教えていただけるとありがたいです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次