スパンコール(spangle)は、装飾資材のひとつで、金属やプラスチックなど様々な材質があります。
「spangle」には「輝くもの」や「きらめくもの」の意味があり、スパンコールも光を反射してきらきら輝くものが多いです。
でも、変わり種でマットな素材もあります。基本は、穴が開いた〇ですが、中には四角や三角、花形なんかもあります。ここ数年流行っているインド刺繍のブレードなんかにもよく使われていますね。
スパンコール使ってみたい!おすすめの縫い付け方教えて!
この記事では私が知っているスパンコールの縫い付け方を5つまとめて紹介するよ。また、初心者には分かりにくい終わらせ方・最初のスパンコールへのつなげ方も載せています。
写真だと分かりにくい!という人向けに、Youtube動画も作ったので動画がいい人はここからどうぞ!
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スパンコールの縫い付け方5選
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見本の材料
・糸…DMC25番刺繍糸(6本取り)
・スパンコール…8mm(裏表なしのややマットなデザインのもの)
・布…コットンリネン(接着芯なし)
1:糸が見えるスパンコールの縫い付け方
まずは、糸が見えるスパンコールの縫い付け方です。糸が完全に表から見えるので、使う糸はアクセントになるようなものを選ぶと良いですね。
詳しい縫い付け方を見る
まずは、下書き線の上から針を出します。
糸にスパンコールを通します。それとは別でもう1枚別のスパンコールを用意し、1枚目のスパンコールの隣に置きます。
1枚目の穴から糸が出ていますが、そのまま隣においた2枚目の穴に通します。これで、1枚目と2枚目が糸でつながった形になります。
ここからは2セット目です。進行方向側のスパンコール(写真だと1枚目のほう)の端っこから針を出して、1枚目の穴に針を戻します。このようにして残りも進めていきます。
途中まで縫い付けるとこんな感じになります。
これだけでも可愛い。このままアクセサリーのアクセントとしても使えそう。
終わらせ方です。最初のスパンコールにつなげる方法をお伝えします。これまでと同じように、針を出してスパンコールを1枚通します。
進行方向側のスパンコール(これが端っこ)に針を通したら、一度戻って最後のスパンコールの穴に針を刺します。
これで、最初とつながりました!見た目も綺麗。
2:糸が見えないスパンコールの縫い付け方
糸が見えないスパンコールの縫い付け方です。見本の写真では、布がぺらぺらしているので糸が少し見えてしまっていますが、裏面にフェルトや皮など固いものを設置すると、布がピンと張って糸も隠れます。
また、見本では分かりやすいように赤い糸を使っていますが、糸を隠したい場合はスパンコールと同じ色の糸のほうが良いですね。
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まずは、下書きの線の上から針を出します。
下書きの線上にスパンコールを1枚置きます。
スパンコールの穴に針を刺して、糸を引っ張ります。これでスパンコール1枚目の縫い付けができました。
ここから2枚目です。糸が渡っている側で、スパンコール半円分を空けて、針をだします。
スパンコールを1枚置いて、穴に針を通して糸を引きます。この時、スパンコールの裏側では、半円が重なるようになります。最初の糸は見えなくなりますね。
途中まで刺しました。今回見本で使っているスパンコールは若干透け感があるので、糸の赤がうっすら透けて見えていますね。(これはこれで可愛い…)
最後の終わらせ方(最初のスパンコールへのつなげ方)です。最初のスパンコールの穴の裏側から針を出します。
スパンコールの端ぎりぎりに針を刺してそのまま引き抜きます。
このままだと、重なりがごちゃっとしてしまうので、指で整えます。
これで出来上がりです!
3:スパンコールを重ねずスカラップになるように並べる縫い付け方
スパンコールを重ねず、線上に並べていく縫い付け方です。
注意点!
スパンコールの大きさによってはピッタリにおさまらない場合があります。
↓の説明では、最後数枚まで来たら配置してみて、ぎりぎりにするかスペースを空けるかを検討する方法にしていますが、事前に配置してみるのもありです。
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4:ビーズと一緒にスパンコールを縫い付ける
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5:糸を放射線状に並べて、スパンコールをウロコみたいに並べる
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動画で見たい人はこちらもどうぞ!
まとめ:スパンコールの縫い付け方色々!アレンジできて楽しいです
ということで今回は、スパンコールの縫い付け方を5つ紹介しました。出来上がりだけを見ると難しそうに見えるかもですが、ひとつひとつステップを踏んで進めれば全然難しくないです!ぜひ試してみてください!
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