スパイラルトレリスステッチ(Spiral trellis Stitch)は、布の上に盛り上がったドーム型の立体が作れるステッチです。
バックステッチで円の輪郭を作り、それを土台にして、糸を巻き付けていきます。
実や花芯を表現するのに便利なステッチです。
仕上がりが立体的なので難しそうに見えますが、意外と簡単にできるのでチャレンジしてみてください。
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スパイラルトレリスステッチ(Spiral trellis Stitch)の刺し方を解説
見本のステッチ
・糸…DMC25番刺繍糸(6本取り)
・布…シーチング(接着芯なし)
下書きの線(〇)の上から針を出して、まずはバックステッチで1周刺します。ステッチの長さをそろえると仕上がりが綺麗です。
まずは1段目。土台で作ったバックステッチの間から針を出します。
バックステッチの間をくぐらせるようにして、針を出します。この時、針先で糸を割らないように注意してください。
糸を手に取り、くるっと1回針に巻き付けて糸を引き抜きます。
すると、↑の写真のように、糸が一回巻き付いた形になります。これが1セットです。
同じようにして、1段目の2セット目も進めます。隣のバックステッチに針先を通して、1回針に巻き付けてから引き抜きます。
1段目がすべて埋まったところです。土台のバックステッチに、糸がくるくるっと巻き付いています。(バックステッチは見えなくなります)ここから先は、2段目です。
ここから2段目。1段目を土台にして、さらに上に巻き付けていきます。ドーム型にするために、徐々に間隔を狭くしていきます。
スパイラルトレリスステッチの終わらせ方です。徐々に目を減らして、ドーム型ができてきたら、最終的にはドームの最上部に隙間が無くなってきます。
なので、最後のスペースが無くなったら、針を垂直にして、布に突き刺します。
出来上がり!横から見ると立体的で可愛いです!
スパイラルトレリスステッチ(Spiral trellis Stitch)の刺し方を動画で見る
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