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ハイトモニカ
刺繍が大好きです。
超初心者さん・不器用でも大丈夫!一緒にちくちくしましょう。

「ぷらっと刺繍部」とは?

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目次

「ぷらっと刺繍部」とは?何ができるの?

「ぷらっと刺繍部」とは?

「ぷらっと刺繍部」は、刺繍を通じて“自分だけの時間”を楽しみたい人のための、ゆるやかで自由な、オンライン部活動のような場所(サイト)です。「刺繍を中心としたサードプレイス」といってもよいです。

うさぎ

「教室」とか「学校」じゃないの?

もにか

うん。「ぷらっと刺繍教室」ではなく「部」にしているのは、先生と生徒、という一方向の関係ではなく、部長(=ハイトモニカ)と部員が、フラットに関わり合うような場所が良いなと思っているから!

ぷらっと刺繍部の、「ぷらっと」は、flat+playを掛け合わせた造語です。“ふらりと気軽に立ち寄れる”サードプレイス的な意味もあります。

flat(フラット)
・先生と生徒のような上下ではなく、フラットな関係性で刺繍を楽しみたい
・忙しい日々の中で、無心で手を動かすことで気持ちをフラットに整えたい

play(プレイ)
・子どもの頃のように、遊ぶように夢中になれる時間
・上手・下手にとらわれず、創作の余白や自由を楽しめる場

そんな想いを込めて、「ぷらっと刺繍部」は“刺繍を通して、自分を整え、自分を取り戻す場所”を目指しています。

もにか

ていうと、抽象的でちょっとわかりにくいですが、とりあえず、刺繍は楽しいので一緒に無心になりませんか?という部です。

「ぷらっと刺繍部」はこんな人におすすめ

  • 刺繍をやってみたいけれど、何から始めればいいか分からない
  • 忙しい合間に、自分だけの静かな時間がほしい
  • ものづくりが好き/創作に憧れがある
  • いずれは、自分の作品を販売してみたい
  • 教室のような堅苦しさではなく、気軽に学べる場所を探している

ちょっと手を動かしたくなったとき、ふらりと立ち寄れるような、「刺繍のサードプレイス」を目指しています。

もにか

当てはまった人!ぜひ入部してください!

「ぷらっと刺繍部」でできること

  • 刺繍の基本がわかる
  • 刺繍の図案がダウンロードできる(無料&商用利用可)
  • オンラインレッスン(近日公開予定)
  • 対面ワークショップ(今後開催予定)

➀ 刺繍の基本がわかる

刺繍の始め方・道具やステッチはもちろん、刺繍にまつわるあれこれをブログ・インスタでまとめています。私は独学で刺繍を学んだのですが、過去に「本を見てもわからない」「これってどうなの?」となったことを、初心者さんにもわかりやすいようにまとめています。

➁ 刺繍の図案がダウンロードできる(無料&商用利用可)

当ブログで配布している図案は、すべて無料&商用利用OK!趣味として楽しむのはもちろん、「販売してみたい」気持ちにもこたえられる内容です。作る喜びに加えて、「届ける喜び」も感じていただけたらうれしいです。

➂ オンラインレッスン(近日公開予定)

動画とテキストで、自宅でもマイペースに刺繍が学べるレッスンを準備中です。

➃ 対面ワークショップ(今後開催予定)

直接会って、手を動かす楽しさを味わう対面ワークショップも今後開催予定です。

「ぷらっと刺繍部」が目指していること

刺繍って楽しいです!無心になってチクチクしていると、癒されます。(はまったことがある人はわかるでしょう…)

でも、癒されて終わり、自分の時間をつくってほっとして終わり、

いずれは、自分で図案を描いたり、作品を販売したり。

そんな未来も描けるように、

・創作のヒントになる情報の発信

・商用利用OKの図案提供

などを通じて、みなさんの一歩一歩をサポートしています。

「ぷらっと刺繍部」に入部したい?→LINE開設しました!

「入部届」などの手続きは不要です。ゆるい部なので…。まずはブログの記事や図案を楽しんでいただくだけでも大大大大歓迎です!でも、LINE公式アカウントを友達登録していただくと、活動の最新情報や部誌の配信(予定…)などをお届けできます!

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誰が書いているの?部長の紹介

このサイトを運営している人
ハイトモニカ

ハイトモニカ

ハイトモニカ

  • 刺繍作家
  • 会社員
  • 3歳娘の母

著書本

ハイトモニカの刺繍アクセサリー ブティック社
ハイトモニカ ボタニカル刺繍の アクセサリーと小物 日東書院本社

(刺繍以外で)好きなこと

  • 読書(お気に入りはこちら)
  • カメラ(推しレンズはこれ)
もにか

「ぷらっと刺繍部」部長のハイトモニカです。
2025年現在、平日は会社員として働きながら、すきま時間に刺繍を続けています。(朝活民です…)

幼いころから、絵を描いたり、紙や布でなにかを作ったりするのが大好きでした。社会人になってからも、そうした「好きなこと」を諦めたくなくて、2013年頃に独学で刺繍をはじめ、刺繍アクセサリー作品販売を開始。会社員もやりつつ、なんやかんやで地味に作家活動は続けて、これまでに2冊の刺繍本を手がけてきました。

著書本

『ハイトモニカの刺繍アクセサリー』(ブティック社)

『ハイトモニカ ボタニカル刺繍のアクセサリーと小物』(日東書院本社)

また、これまでワークショップ開催やイベント出展など、刺繍を通した交流も続けてきました。2022年に出産を経て、1年間育休をとって、今は仕事に復帰しています。

決して時間はたっぷりあるわけではないけれど、だからこそ「自分の好きなこと」を続ける時間が、すごく貴重で、エネルギーの源になっています。ぷらっと刺繍部は、そんな想いから生まれました。

忙しくても、子育て中でも、自分のための時間を持ちたい人。自分の「好き」をあきらめずに、大切にしたい人。そんな方にとって、ふらりと立ち寄れる場になれば嬉しいです。

読書は心の栄養!影響を受けた珠玉の本を紹介

最近は耳で聞く読書こと「Audible」が好きです。作業や家事のお供にほんっとおすすめです。

百年の孤独/ガブリエル・ガルシア=マルケス

私が大人になってから読んだ中で不動の一位に君臨し続ける名作。
長い間くそ重い単行本しかなかったのですが、令和の今!まさかの文庫化!世界が滅びる!(※百年の孤独が文庫化されると世界が滅びると巷ではいわれている)好きすぎるので、感想記事まとめています。

内容としては、南米はコロンビアの作家であるガルシアマルケスという人が書いた、架空の村の100年を追い続けた物語です。
無人島に持っていくならこの1冊にしたい。何か啓示があるとか、心に響くとか、大笑いできるとかではないんだけど、唯一無二の存在感。この本からしか摂取できない栄養素がある。

精霊の守り人/上橋菜穂子

いわゆる守り人シリーズ。外伝・番外編を含めて全13冊…!
漫画・アニメ・ラジオドラマ・大河ドラマとメディアミックス化されまくったので、知っている人も多いのでは?
上橋菜穂子作品は、「香君」以外は基本全部読んでるけど、やっぱり守り人シリーズが原点で頂点かなぁ…。短編は「狐笛のかなた 」が好きです。

出会いは小学3年生くらいの時、なんとも骨太そうなファンタジーのイラストに惹かれて手に取りました。
小学生・大学生・社会人と少なくとも3回は通しで読んでいます。そして、全部違った魅力をひしひしと感じられるのがすごい。
昔から小説は好きだったので児童書も読み漁ったけど、大人になってから読む児童書は、少し今の自分には純粋に楽しめなくなっていることも多い。そんな中、守り人シリーズは大人になってからも楽しめる。
なんたって、主人公のバルサは初登場時にすでに30歳、終盤では37歳…!児童書なのに…!だがそこがいい。

ちなみに、Audible版が素晴らしすぎるので、まだ聞いていない人は本当に早く聞いてほしい。

悪童日記/アゴタ・クリストフ

私、子供のころやったゲームで忘れられないタイトルがあって。「MOTHER2」っていうんだけど。
群馬県出身のコピーライター糸井重里さんが、つくってるやつです。
で、続編「MOTHER3」の主人公が双子で、名前がリュカとクラウスっていうの。
この双子の名前は、この「悪童日記」に出てくる双子からとられているんです。
MOTHERシリーズはそこかしこに小ネタとかモチーフの由来があって、「悪童日記」もそれで知りました。

双子の兄弟リュカとクラウスが書いた、日記という体裁がとられているちょっと変わった物語。
三部作で、「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」と続きます。

1巻の衝撃の結末からの、2巻目の真実に、頭がくらくらしそうになりながら夢中で読みました。
人が死んだり吹っ飛ばされたり、かなり好き嫌いが分かれる作品ではあるけど、私は好きです。

タイタンの妖女/カート・ヴォネガット

カート・ヴォネガット作品はどんどん絶版になっている中、この「タイタンの妖女」だけは売れ続けているらしい。理由は、爆笑問題の太田さんの影響が大きいそうだ。(爆笑問題の所属事務所のタイタンはここからとられている)

良い趣味してるなと思っている後輩が好きな本として挙げていて、そこから読んだ。
1回目は意味わからなくて挫折したんだけど、2回目は巻末の解説(爆笑問題の太田さんが書いている)を読んだら、なんかすっと読めるようになった。

小説というのは、読んでいる時は連なった時間として順を追って読んでいるが、読み終わって過去の記憶になった時から、徐々にまとまった一つのイメージとして、同時に全ての物語を思い出すようになる。小説全体が、一つの思い出になる。

爆笑問題の田中さんは、MOTHERファンでもあるし、糸井さんもタイタンの妖女好きらしいので、エッセンスが似ているのかもしれないですね。

ストーリーとしては…うーん、とても説明しにくい…。主人公のアメリカの富豪青年が、記憶を消され地球から火星に旅して、戦争に巻き込まれたり土星のタイタンに行ったり、わちゃわちゃする話です。
どこが良いのか?は説明しにくいんだけど、太田さんの解説にある通り、読み終わった後に残る記憶の塊が、私の中から抜けなくてずっと残ってるんですよね…。

夜と霧/ヴィクトール・E・フランクル

これだけ小説ではないんだけど、影響を受けているので入れています。
短いのでさくっと読めるけど、中身は濃い。めちゃくちゃ濃い。全人類が読むべき。
特濃すぎるので心身ともに弱っているときには読めないんだけど、人生のうちでもう何度かは読みたい。

中身としては、精神科医の作者が、第二次世界大戦中にナチスの強制収容所に収監された体験を淡々とつづっています。
戦争の悲惨さとか、強制収容所の壮絶な体験も書かれているのですが、私がこの本が好きなのは、全体を通して希望があるから。

どんな悲惨な状況になっても、自分の精神だけは自分のもの。

憧れのまほうつかい/さくらももこ

現代の清少納言、さくらももこのエッセイである。一番有名なのは「もものかんづめ 」だけど、手に入るものは全部読んだ中で、一番好きなのがこれ。

タイトルの憧れの魔法使いというのは、絵本作家のエロールルカインのこと。
さくらももこが高校時代に、エロールルカインの絵本を書店で一目惚れしたところから、エロールルカイン死後に彼のゆかりの地をめぐる旅行記としても楽しめる一冊。
全編カラー印刷になっていて、章毎のイラストはエロールルカインのデザイン、またエロールルカインをオマージュしたさくらももこのイラストも使われていて、一冊で何粒の楽しみ方もできるお得な一冊。

あと、あと、巻末にインタビューもあり、それがすごく良いのだ。さくらももこが、漫画家を目指して少女漫画雑誌のりぼんに投稿し、漫画家デビューするまでの話。
最初は普通のキラキラ系少女漫画を投稿してて、でも落選続きだった。そこから、自分の強みはキラキラ系ではなく、日常のエッセイであると気が付いて方向転換。
詳細はぜひ読んでほしいんだけど、さくらももこは自分の武器を理解しているのと、他を切り捨てられる潔さがあって、そこにめちゃくちゃあこがれています。

何かを得ることは、何かを捨てること。

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